F.L.U.T.D.とはFeline Lower Urinary Tract Disease(猫の下部尿路疾患)の略称であり、尿結石・血尿・頻繁で痛みを伴う排尿・尿道閉塞など様々な症状を引き起こす症候群の総称です。
動物病院に来院する猫に見られる疾病としてF.L.U.T.D.は3番目に多い疾病だというデータもあり(ペットライン調べ)、多くの猫ちゃんの悩みであることが分かります。
F.L.U.T.D.は一般には、Mg(マグネシウム)の多い食事により、かかりやすくなると言われていますが、猫が毎日排泄する尿のpH(ペーハー)が大変密接にかかわっていることが分かってきました。
また、性差(雄、雌の違い)、季節、運動不足や肥満、飲水量の不足、不規則な食事の与え方も大きく影響し、さらに掃除の行き届いていない猫用トイレなどによるストレスも影響すると言われています。
もっと詳しく知りたい方はコチラ
メディファス商品についてはコチラ
猫の下部尿路疾患の発症率
F.L.U.T.D.は、子猫では発症率は極めて低く、成猫になると発症率が上がります。しかしながら、体をつくる大切な時期である幼猫期から子猫が必要とするすべての栄養素を含み、かつF.L.U.T.D.にも配慮したフードを選んであげることが重要です。

猫の成長段階と尿路結石要因の推移
- ●猫の尿結石では、おもにマグネシウム由来のストルバイト結石と、カルシウム由来のシュウ酸カルシウム結石があります。
- ●成猫期(1〜6、7歳)にはマグネシウム由来のストルバイト結石が多く、高齢期、老齢期にはカルシウム由来のシュウ酸カルシウム結石が多くなることが分かっています。

ストルバイト結石と、シュウ酸カルシウム結石とは、その生成原因に違いがあります。
成猫期に多いストルバイト結石は、尿のpHがアルカリ性に傾くと結晶化を起こし、逆に酸性に傾くと結晶は溶解します。
よって、成猫期では尿のpHを酸性寄りになるように配慮する必要があります。
一方、高齢期、老齢期に多いシュウ酸カルシウム結石は、尿のpHが酸性に傾くと
結晶化を起こします。
したがって、高齢期、老齢期では、尿pHをアルカリ性寄りになるように配慮する必要があります。
以上のことからF.L.U.T.D.に対しては、猫のそれぞれの成長段階に合わせたケアが必要となってくることが分かります。

マグネシウム由来のまだ若い成猫期に多い!ストルバイト結晶

カルシウム由来の高齢猫、老齢猫期に多い!シュウ酸カルシウム結晶
F.L.U.T.D.のリスクを高める要因
| 疫学 | 尿pH | |
| マグネシウム由来のストルバイト結石に起因するF.L.U.T.D | 去勢猫 年齢 5.6±3.1歳 肥満 室内飼育 |
中性〜アルカリ性 尿pH 6.5以上 |
| カルシウム由来のシュウ酸カルシウム結石に起因するF.L.U.T.D | 去勢猫 年齢 7.2±3.4歳 肥満 室内飼育 |
中性〜酸性 尿pH 6.4以下 |
下部尿路の健康維持のために
下部尿路の健康維持には、下図のように、適正な食事内容と正しい日常の管理が重要です。
メディファスは、下部尿路の健康維持に配慮してそれぞれの成長段階ごとに合わせたキメ細かな配慮を行っています。
メディファスと正しい日常の管理で、あなたの愛猫にも下部尿路の健康維持を行ってあげて下さい。





