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総合栄養食って、何?

総合栄養食って、何?

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総合栄養食とその基準は?

総合栄養食とは、「犬又は猫に毎日の主要な食事として給与することを目的とし、当該ペットフードと水だけで、指定された成長段階における健康を維持できるような、栄養素的にバランスのとれた製品」をいいます(一般社団法人ペットフード協会HPより)。
つまり、それと水だけでペットが健康を維持することができるフードのこと。
その栄養基準のガイドラインは「米国飼料検査官協会」(通称AAFCO/アアフコ)やNRC(米国科学アカデミーの学術会議)が提示しています。AAFCOの基準はアメリカ国内だけでなく、世界の多くの国でペットフードの栄養基準の表示の根拠とされていて、日本でもAAFCOの栄養基準を採用しています。
なお、AAFCOは栄養基準の指針を提供する団体であり、認定や承認などペットフードの合否判定を行うことはありません。

さて、その基準はどんなものでしょう? 少しだけ、栄養学の基本を見てみましょう。
人やペットなど、生物の体は炭水化物やタンパク質、脂質などの栄養素で構成されています。その栄養素を作るのに必要な元素として、酸素、炭素、水素、窒素の4種があり、全体の9割以上を占めます。さらに、この4つ以外の元素で、ミネラル(無機質)と総称される元素があります。カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、およびマグネシウムなどがあります。微量でも、体を構成する材料そのもので、体のバランスを調整して機能を保つためにも欠くことのできない栄養素なのです。
これらの栄養素の必要量は、生物によって異なります。また、単に必要量を摂取できれば十分かというと、そうでもありません。摂取する形状形態や組み合わせ、さらにはビタミンなどとのバランスが取れていないと、せっかく摂取しても消化・吸収できないことも起きてしまうのです。
前置きが長くなりました。
ワンちゃんやネコちゃんといったペットにとって、どの栄養素がどのくらい必要かという「栄養要求量」を、最新の栄養学の研究成果などに合わせて提示し続けているのが、上記のAAFCOやNRCなどの機関なのです。そこには、各栄養素の下限要求量だけでなく上限要求量も示されています。日本では、このAAFCOの基準に準拠して開発・検証されたペットフードにのみ「総合栄養食」と称することができるようになっています。

間食って?

上記の「総合栄養食」を主食と位置づけた場合、「間食」(おやつ)に分類されるものや、主食にもおやつにも分類されない「その他の目的食」もあります。限られた量を一時的にご褒美などとして与えるものであって、主食とはなりません。
(出展:一般社団法人ペットフード協会ホームページ一部改編)

間食

おやつやスナック又はご褒美として、限られた量を与えることを意図したペットフードです。一般には、おやつ、スナック、トリーツなど、これらに類似する表現・表示がされています。
間食は、適切な栄養量を維持するために給与回数及び給与限度量の
表示や主食での給与量の調整が必要な旨の表示により注意喚起がされています。給与限度量は、原則として1日当たりのエネルギー所要量の20%以内に抑えることが求められています。

その他の目的食

「総合栄養食」及び「間食」のいずれにも該当せず、特定の栄養の調整又はカロリーの補給、あるいは嗜好性増進などの目的を満たすもの、更にはペットフード又は食材とともに与えられることを意図したものを言います。使用の目的により下記のように具体的に示されています。

一般食

嗜好性増進が目的で与えるペットフードで、一般食(おかずタイプ)副食等と表示される。

栄養補助食

特定の栄養の調整やカロリー補給などを目的にしたもの。栄養補完食、カロリー補給食、動物用栄養補助食(動物用サプリメント)等と表示される。

特別療法食

栄養成分の量や比率などを調節することによって、特定の疾患・疾病等に対し、食事療法として使用されることを意図して作られたペットフードで、特別療法食、食事療法食と表示される。獣医さんなどによる専門的なアドバイスや処方に従って与えるフード。特定の疾患や疾病などに栄養的に対応するため、栄養成分の量や比率を調節されています。

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