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犬のおしっこ臭が気になる!においの原因と対処法を解説

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わんちゃんを室内飼いしている方にとって気になるのが「におい」でしょう。特におしっこ臭が気になるという飼い主さんは少なくありません。そこでこの記事では、わんちゃんのおしっこ臭の原因と対処法を解説します。

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犬のおしっこは名刺代わり?

わんちゃんのおしっこには個体ごとに特徴があり、おしっこのにおいから、「性別・年齢・大きさ・健康状態・強さ・発情期」などの情報を知ることができるとされています。わんちゃんがお散歩の時にマーキングしたり、地面や草むら・電信柱などのにおいを嗅いだりするのは、わんちゃん同士で情報交換をしているからです。言わば「名刺交換」のようなものと言えるでしょう。このように、わんちゃん達にとっておしっこのにおいは、コミュニケーションの一環としてとても重要なのです。

おしっこ臭の原因

おしっこ臭の主な原因は、雑菌の繁殖です。わんちゃんのおしっこには栄養素が多く含まれているため、おしっこをそのまま放置していると、その栄養素をエサに雑菌が増え、においの原因となります。 一般的に、3時間以上経過すると雑菌が増殖し始め、においが強くなると言われています。 また、おしっこに含まれるアンモニアもおしっこ臭の原因の一つです。アンモニアは時間が経つと、刺激性のガスへと変化するため、強烈なにおいを放ちます。

犬のおしっこ臭を除去するには?

わんちゃんのおしっこ臭の対処法の一つは、「おしっこを長時間放置しないこと」です。前述のとおり、わんちゃんのおしっこを放置しておくと、雑菌が増えてにおいが強くなります。そうなる前に、トイレが済んだらすぐにトイレシーツを交換してください。わんちゃんは主に寝起きや食事の後、水を飲んだ後などにおしっこをすることが多いようです。愛犬のおしっこのタイミングを観察し、できるだけ早く、汚れたシーツを交換しましょう。

また、おしっこをしたシートの上にわんちゃんが座り込んだり踏んだりすると、体や足裏におしっこが付いてしまいます。そのため、愛犬が用を済ませた後は、濡れたタオルやペット用ウェットシートなどで優しく拭いてあげてください。排泄後すぐに拭いてあげることで、においの発生を防げます。汚れ具合によっては洗ってあげた方が有効です。

こまめに部屋をきれいに掃除しておくことも、におい対策に効果的です。飼い主さんが気付かないうちに、愛犬がおしっこを付けた状態で室内をペタペタと歩いている可能性もあるでしょう。そうすると、部屋中におしっこのにおいを撒いているのと同じことになってしまいます。部屋におしっこのにおいが充満しないために、こまめに拭き掃除をしてください 。

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