猫のお風呂の準備
シャンプー前のブラッシングと耳掃除
シャンプーをする日は、ブラッシング→耳掃除→シャンプーの順で行いましょう。ブラッシングと耳掃除は順番が入れ替わってもOKですが、シャンプー後の耳掃除は絶対にしないでください。耳掃除をすることによって、湿気を含んだ耳垢が耳奥に詰まりやすくなり、中耳炎になる可能性があるからです。
ブラッシング
準備するもの
コーム(くし):猫ちゃんの地肌を傷つけないためにも、くしの先が丸いものを選びましょう。目の粗い腹部用、目の細かい背中用、歯の短い顔用、目が細かいノミ取り用などがあります。長毛種なら目が粗いものと柔らかいものを揃えておくと便利です。皮膚が弱かったり、短毛種なら柔らかいコームがよいでしょう。
※ガムテープ、ビニール袋:ブラッシング後の毛の処理用です。
ブラッシングの仕方
- 毛が汚れて絡まっている場合には、まず目の粗いコームで毛の絡まりを解いてあげましょう。
- 次に目の細かいコームで頭、耳の裏、背中、尻尾、お腹周りの順で優しくブラッシングしてあげましょう。
- ブラッシングが終わったら、床に落ちた毛やコームに付いた毛をガムテープに貼り付けてとり除きましょう。この時、毛にノミの卵が付着している場合があるので、拡散しないよう気をつけましょう。
耳掃除
準備するもの
コットンまたはティッシュペーパー、猫用のクリーニングローション:奥側を掃除するわけではないので綿棒は不要です。
耳掃除の仕方
猫ちゃんが嫌がっている場合は無理にしないこと。オモチャで遊んであげたり、好きなおやつを少し与えたりして、機嫌が良くなったら行いましょう。
- コットンやティッシュペーパーにクリーニングローションを適量馴染ませます。
- 猫の耳の入り口付近の汚れを拭き取ります。奥側を掃除したい時は動物病院などに連れて行きましょう。