- Column -

ペットライン 猫ノート

Cat Note

生まれたての子猫の育て方!お世話する時のポイントを紹介〜室温管理や体重・体調のチェック、排泄サポートなど〜

公開日:

■子猫に最適な環境を整える

生まれたての子猫は自力で体温調節するのが難しく、本来であれば母猫に寄り添い体温を維持します。しかし、母猫がいない場合や、いても子猫の世話をしない場合などは、母猫に代わって飼い主さんが体温調節してあげなければなりません。 春や夏の時期であれば、ダンボールやかごにタオルを敷いてあげましょう。

寒い時期にはフリースや毛布など、やわらかくて暖かい素材のものを敷いてあげてください。ボア記事や起毛生地など暖かい素材のベッドも市販されています。ただし、猫ちゃんには素材の好き嫌いがある子もいます。様々な素材を試してみて、猫ちゃんの好みに合ったものを選んであげてください。 必要に応じてペット用ホットカーペットやカイロ、湯たんぽなどを使用し、保温してあげましょう。寝床に手を入れてみて、暖かいと感じる程度がベストです。目安としては、大人の猫ちゃんよりも高めの30℃くらいの温度を保ってあげると良いでしょう。母猫の体温(38℃くらい)より高いものに長い時間触れていると、低温火傷を起こす恐れがあります。

暖房器具を使用する際は、設定温度に注意したり、子猫の体に直接触れないようにタオルで包んだり、工夫してください。また、子猫が暖房器具から逃げられるようスペースを用意しておくことも大切です。電気カーペットやカイロが苦手な子もいるため、使い始めはその子に合うかどうかもチェックしましょう。

■体重が順調に増えているかをチェックする

img01 (2).gif体重は「健康のバロメーター」とも言われているように、生後1年未満の子猫の体重推移は健康状態を知る上でとても重要です。一般的に、生まれたての子猫の平均体重は100gほどですが、順調に育つと生後1ヶ月で400~600g程度になります。

子猫の体重があまり増えない場合は、ミルクの量が足りなかったり、ミルクの成分が良くなかったり、病気にかかっていたりなどの原因が考えられるでしょう。すぐに動物病院へ連れて行き獣医師に相談してください。

▼こちらの記事もチェック!                                                       子猫へのミルクのあげ方は?日齢別の授乳回数と量、注意点を解説

【専門家監修】子猫の食事の与え方や注意点~生後すぐから1歳まで~

■子猫の適正体重は?

子猫の適正体重は以下のとおりです。以下を参考に、子猫の体重が順調に増加しているか確認してみましょう。ただし、猫種や骨格の大きさ、性別、育った環境によっても個体差があるため、あくまで目安としてください。

・生後1カ月頃:約400~600g

・生後3カ月頃:約800g~1.7kgkg

・生後4カ月頃:約1~2.2kg

・生後8カ月頃:約2.4~4.2kg

・生後1歳頃:約2.5~5.0kg

子猫は生まれてから1年ほどで成猫になります。猫種や個体によっては以降も大きくなる場合がありますが、ほとんどは1歳の時の体重が適正体重の目安とされています。成猫になった後の体重は、1歳時からおよそ1年で約15〜20%増える分には特に問題ないでしょう。それ以上体重が増えた場合、逆に急に減った場合には、かかりつけの獣医師に相談するようおすすめします。

■排泄のサポートをする

img01 (3).gif通常、子猫が自分で用を足せるようになるまでは、母猫が子猫の陰部や肛門をなめて刺激し、排泄を促します。しかし、母猫がいない場合は飼い主さんが子猫の排泄を手伝ってあげる必要があります。湿らせたティッシュやガーゼなどを使い、陰部や肛門を優しくポンポンと刺激してあげましょう。ミルクを飲ませる前後に排泄を促してあげるのがベターです。ただし、排泄しない時もあるため、無理に刺激しないよう注意してください。

排泄物の色やにおい・形・硬さなどで、子猫の健康状態をチェックしましょう。健康な子猫の場合、尿は薄い黄色をしています。そして便はやわらかく、黄土入りの絵の具を絞り出したような形をしています。 特に子猫に目立った異常がない場合でも、生後1カ月が経過した頃に一度、便の検査をしてもらうことをおすすめします。1回分の便をアルミホイルや容器に入れて持参し、獣医師に健康状態を調べてもらってください。

■目や鼻の状態をチェックする

img02.gif野良の子猫を保護した場合などは特に、目や鼻の状態もチェックしましょう。目には輝きがあるか、涙目になっていないか、また傷や汚れが付いていないかを確認してください。目が汚れているのは、鼻も関連しているかもしれません。その他、ノミやダニが寄生している可能性もありますので、気になることがあれば、早めに動物病院で相談してください。

■子猫のうちからフードで健康に配慮を

子猫のフード選びは大切とわかっていても、なかなかどれが良いのか決めきれないもの。そこでウェットフードでは「メディファス ウェット り乳」、ドライフードでは「メディファスアドバンス 2種の尿石ケア 子ねこから10歳まで 避妊・去勢後のケア チキン&フィッシュ味」がおすすめです。「メディファスアドバンス 2種の尿石ケア 子ねこから10歳まで 避妊・去勢後のケア チキン&フィッシュ味」はミネラルバランスやたんぱく質など栄養成分の調整により尿pHやRSSのコントロールと健康的な尿量を確保する設計で尿石に配慮することで、一歩先の下部尿路の健康維持「2種の尿石への同時ケア」を実現しました。「しあわせマルシェ」なら通常サイズでお試しできます。
※この商品は2種の尿石ケアを目的とした総合栄養食です。治療を目的とした療法食ではございません。

Medyfasウェット立体画像_り乳.jpg   MFA5-子ねこ1.25kg_2800.jpg

メディファスアドバンス 2種の尿石ケア 子ねこから10歳まで 避妊・去勢後のケア チキン&フィッシュ味

送料無料で試してみる

あわせて読みたい記事

SNS公式アカウント