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Dog Note

ちゃんと生活 体力維持

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散歩を楽しいイベントにしよう!

飼い主は老いてきた可愛い愛犬を思って散歩は排泄だけの簡単なものにしようとしがちですが、愛犬によっては楽しみだった散歩が突然つまらないものになったと敏感に感じ取ることもあるようです。老犬の散歩は、体調を気づかいながらも、これまで通り楽しく刺激的なものになるよう工夫をしてあげましょう。

たとえば、散歩で訪れた公園で、安全な場所で大好きなおもちゃを与えて、飼い主も一緒に遊ぶようにしましょう。その際は必要以上に疲れさせない、興奮させすぎないことがポイントです。

老犬になると体温調節機能が衰え、暑さ・寒さの感覚も鈍くなるので季節に合わせて散歩の時間帯を変えましょう。夏は早朝や夕方、逆に冬は日中の散歩が理想的。なお夏は夕方であってもアスファルトが依然として熱いことも多く、低いところを歩くワンちゃんには過酷なので注意しましょう。また、こまめな水分補給も忘れずに行ってください。老犬の健康維持を考え過ぎて、若い時と同じような長い距離を散歩させることは体の負担になることも。その日の体調に合わせて距離やコースを考えながら、飼い主も楽しみながら積極的に散歩に出かけるようにしましょう。

散歩の基本は、『愛犬が行きたいほうに進み、帰りたがったら帰る』です。行きたい方向に行けなかったり、帰りたいのに進むことは、愛犬にとってストレスになることがあり、散歩嫌いに繋がることもあります。老犬である場合、愛犬が嫌がることはせず、時には抱っこして移動してあげるなど、個々の性格やその日の体調に応じた対応をしてあげることが重要です。

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