猫の平均睡眠時間は14時間?!寝方でわかる猫の状態も解説
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人よりも多く寝ている印象の強い猫ちゃん。とはいえ実際はどのくらい寝ているのでしょうか。気になる猫の睡眠時間や、実は寝ているようで寝ていないなど猫の睡眠の実態について解説します。
猫は寝ているようで寝ていない?
猫ちゃんの平均睡眠時間は約14時間と言われています。でも、近づいたり、物音がしたりするとすぐに目を覚ましますよね。そう、熟睡しているわけではないのです。猫ちゃんの眠りは狩りの名残から、浅い眠り(レム睡眠)と熟睡状態(ノンレム睡眠)を交互に繰り返しています。少し熟睡するとすぐに30~60分くらいのレム睡眠が訪れます。
野生の猫ちゃんは狩りのエネルギーを温存するために1日の中で多くの時間を休息にあてていました。休息の間でも敵に襲われたら即座に行動できるように、このような眠りの習慣になったそうです。室内猫ちゃんは狩りはしませんが、その血を受け継いでいるため、今もなお眠りが浅いということなのです。
基本は夜行性だが人の生活にあわせてくれる
イエネコも含め多くのネコ科の動物は基本的に夜行性で夜に活動的になります。ですが、特に室内飼いの猫の場合、飼い主さんが活動するタイミングで起きて、寝るタイミングで同じく寝るというように人の生活スタイルに合わせてくれることの方が多いため、夜行性だということを意識する機会は少ないかもしれません。
寝姿でリラックス・警戒度がわかる
外ではあまり見かけませんが室内飼いの猫ちゃんの場合、お腹お腹を天井に向けて寝ているのを見かける機会も多いと思います。この状態はリラックスしている寝方ですが、猫ちゃんの状態によって寝方も変わります。
お腹お腹を出したら超リラックス
仰向けになってお腹を出して足もだらっとしているときは完全に無防備=リラックスしている状態です。お腹を出していなくても、横向きにして頭を下につけている状態も同じようにリラックスしている状態といえます。
香箱座りもリラックス状態
すべての足を折りたたんで座る香箱座りの状態で寝ている場合も、かなりリラックスしているといえます。
高いところや狭いところはやや警戒
ソファの背やタンスの上など高いところや、家具の隙間などで寝ている場合は少し警戒している状態です。高いところから他の動物を警戒したり、襲われにくい狭い場所は警戒しつつも安心できる場所になります。
足裏をつけて頭が高いと警戒態勢
何か起こった時、すぐに飛び出していけるこの状態は常にアンテナを張っている警戒態勢。意外かもしれませんが、実は丸くなっているときも敵から隠れる状態なので寝つつも警戒している場合があります。
まとめ
猫は「寝子」とも言われるように寝ている時間が多い生き物ですが、常に熟睡しているわけではありません。寝方によってもリラックス・警戒度も異なるのでちょっと気にして寝姿を観察してみるのも面白いかもしれませんね。
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