子猫を迎える心の準備と費用
子猫を飼うということ
かわいかったから、子どもが欲しがったから、と安易に飼ってしまって、面倒だから、旅行に行けない、お金がかかるからという理由で、捨ててしまう人がいると聞きます。
子猫を飼うということは、その子の一生を預かることです。ですから、子猫を飼う前に、飼い主としての心の準備ができているかどうか、自らもう一度確認しましょう。
留守時間の調整や家の中の整理整頓など、猫を迎えたために犠牲にしなくてはならないこともたくさんあります。それでも猫を飼いたいのか、そして迎えた猫を最期まで責任を持って飼い続けられるか、よく考えましょう。
猫ちゃんを飼うためにかかる費用って?
猫ちゃんを飼う上で気になるのが費用の事。猫ちゃん1匹を飼うのにどれぐらいの費用がかかるのかをまとめてみました。
1:飼い始めの費用約27,000円
内訳
- 混合ワクチン費(健康診断含め)
- 11,000円
- 食器代
- 2,000円
- 首輪など
- 1,000円
- ブラシ(スリッカー)
- 1,000円
- キャリーバッグ(ケージ)
- 8,000円
- おもちゃ代
- 3,000円
2:年間かかる費用(年間)約65,400円 12年間として計算すると、約773,800円
【内訳】
- 食費
- 44,400円
- ワクチン費(11回)
- 6,000円
- 健康診断(11回)
- 5,000円
- 消耗品(猫砂、爪研ぎ、おもちゃ代)
- 10,000円
3:特別な費用(一例)約165,000円~180,000円
【内訳】
- 病気・ケガの治療費(2~3回分)
- 150,000円
- 避妊・去勢手術費 (オス去勢)
- 15,000円~20,000円
- または(メス避妊)
- 25,000円~30,000円

以上を合計すると、ネコちゃんの生涯の費用として12年間で約965,800円~980,800円かかる計算になります。
なお、ネコちゃんの医療費負担軽減のために、ペット保険に入った場合は、年間で39,300円(医療費の70%を補填するタイプ。0~12歳の間、一括で年払いした際の各年合計の平均額)、12年間ずっと入ると約471,600円かかります。その際には上記医療費の70%を保険費用で補填(契約タイプにより保証内容や対象範囲が異なるので注意を!)してもらえます。
※費用は一例です。