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愛犬のひどい噛み癖を直したい!噛む理由と3つのしつけ方法を紹介

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「愛犬の噛み癖をどうにか直したい…」「そもそもなぜうちの愛犬がこんなにも噛むのか分からない」など、愛犬の噛み癖でお悩みの飼い主さんは少なくありません。なぜ噛むのか原因が分からなければ、解決もできないでしょう。そこでこの記事では、犬に噛み癖がある理由と矯正するための手順やポイントを紹介します。どうにかして噛み癖を直したいという飼い主さんは、

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犬が飼い主さんを噛むのはなぜ?噛み癖がある6つの理由


なぜ犬は飼い主さんを噛んでしまうのでしょうか?
それには、いくつかの理由が考えられます。ここでは、愛犬の噛み癖に繋がっている6つの理由について詳しく紹介していきます。

本能的な欲求がある


まず考えられる理由が「本能的な欲求」です。そもそも犬は、狩猟本能を持つ動物であり、噛むことは本能のひとつでもあります。特に、子犬の時期やペットとして迎え入れたばかりの頃は、遊びや探索の一環として、飼い主さんや周りの物を噛むことで、周囲の環境を学ぶことがあります。
また、急に触ろうとしたり大事なおもちゃを横取りされたりした時に、咄嗟の判断で噛み付くこともあります。

口の中がむずがゆい


口の中がむずがゆいと感じているのも、噛み癖の原因になります。特に子犬は歯が生え始める時期になると、口内が痒くなることがあります。
その時に、おもちゃや何か噛み付きやすいものを噛むことで、不快感を和らげようとしています。このため、特に成長期の犬に噛み癖が見られることが多いです。

ストレスや恐怖がある


ストレスや恐怖も噛み癖に繋がる理由のひとつです。犬も人間と同じように、ストレスや恐怖を感じることがあります。そして、犬はストレスや恐怖を感じると、噛む行動を起こします。

例えば、以下のシーンで噛み付かれることが多いでしょう。
・生活環境が大きく変わった
・慣れていない人に触られそうになった
・散歩など十分な運動させられていない
・体調が優れない

こうした不安定な環境や予期せぬ出来事は、犬にとってストレスとなります。「おもちゃを使う」「散歩に連れ出す」などで、ストレスや恐怖を緩和させてあげましょう。

甘えや興奮を感じている


甘えや興奮も犬が噛み付く原因を作ります。
犬は甘えたい時や興奮している時に、噛む行動をすることがあります。これは犬にとっては、遊びの一環としているケースが多いです。以前噛んでしまった時に、飼い主さんが「構ってくれた」「遊んでくれた」という意識を持ってしまった可能性があるでしょう。

防衛反応を出している


犬は、何か危険が迫っていると感じて防衛反応を出している時にも、噛み付くことがあります。
これは自己防衛のために、反射的にしてしまった行動が、そのまま癖になってしまったと考えられます。

誤ったしつけをしている


誤ったしつけも、噛み癖を起こす原因となります。
誤ったしつけや、飼い主さんの一貫性のない対応は、愛犬に混乱を招いてしまい噛み癖を悪化させてしまう恐れがあります。甘噛みを許していると、噛むこと全てが許されると認識させてしまうため、以降で紹介する正しいしつけを試しましょう。

愛犬の噛み癖がひどいと起こりうるトラブル


愛犬の噛み癖を直さないまま放置してしまうと、一体どんなトラブルに繋がってしまうのでしょうか。

ここでは、噛み癖が原因で起こり得る2つのトラブルについて詳しく紹介します。

成犬の噛み癖は大怪我に繋がる


まず成犬まで噛み癖が残ると、大怪我に繋がってしまうことです。成犬になっても噛み癖が治らなかった場合、体格も大きくなり、噛む力もそれに比例して強くなります。
愛犬にとっては甘噛みのつもりだとしても、思った以上に強く噛んでしまうこともあります。そうなると自分はもちろん、身近な人々や他の犬などに怪我をさせる恐れがあります。
特に大型犬の場合は、取り返しのつかない大怪我になりかねません。しつけをしっかり行い、早急に噛み癖を直していく必要があります。

日頃のお手入れが難しくなる


噛み癖のある犬は、日頃のお手入れが難しくなります。
犬には、日頃のケアとして毛繕いやブラッシング、シャンプーなどのお手入れが必要です。そこで噛み癖があると、顔まわりを触ることが難しいだけでなく、犬の体に安心して触れることができません。そのため、身体全体のケアが疎かになってしまいます。
ケアが疎かになれば、基本的なお手入れが難しくなり、愛犬の健康に悪影響を及ぼす恐れもあります。また、動物病院の診察やトリミングサロンなどの利用も難しくなるでしょう。

愛犬の噛み癖を直すしつけの手順3ステップ


では、愛犬の噛み癖を直すためには、具体的にどのようにしつけをしたら良いのでしょうか?

ここでは、愛犬の噛み癖をしっかりと直すために必要なしつけの手順を、3つのステップに分けて解説していきます。

ステップ1.根本的な原因の発見・解決する


まず、なぜ噛み癖があるのか、その根本的な原因を発見して、解決させましょう。
愛犬が噛むのには、先ほど紹介したように複数の理由が考えられます。その原因を解決できなければ、しつけをしてもまた噛み癖を起こしかねません。
もしストレスや恐怖が原因なら、変化する前の環境に近づける、運動の頻度を増やすなどの対策が取れるでしょう。問題を解消してあげることで、しつけをした後にも噛み癖が起こらないようにしてあげます。
愛犬の行動をよく観察し、なぜ噛む行動を引き起こしているのかを明確にしましょう。

ステップ2.噛むおもちゃを用意して欲求を満たす


次に、噛む欲求を満たしてあげるために、噛んでも良いおもちゃを用意してください。
犬は本能的に噛む行動を取ってしまう生き物です。そこで、噛むこと自体を完全に禁止するのではなく、噛む対象をおもちゃなどに切り替えてあげましょう。
噛んでも良いおもちゃを用意してあげることで、本能の「噛みたい」という欲求を満たせます。

ステップ3.噛まれたら冷静に対応し部屋から出る


そして、もし愛犬に噛まれたら、「あっ!」などのリアクションをし感情的に叱ることはせず、すぐにその場を離れてください。噛まれた後に部屋を出るといった行動を取ることで、「噛むと飼い主さんがいなくなってしまう」と愛犬に学習させる方法があります。
これにより、人を噛むことが愛犬にとって望ましくない結果に繋がると教えられます。噛み癖を直すのに有効な方法のひとつですので、ぜひお試しください。

愛犬の噛み癖を直すためのポイント


愛犬の噛み癖を直すには、適切なしつけと飼い主さんの行動力が求められます。ここでは、噛み癖を効率的に直していくためのポイントを3つ紹介します。

子犬のうちにしつけをする


まず、犬の噛み癖を直すためには、子犬のうちにしつけをすることがとても大切です。
子犬は学習能力が高く、しつけの内容を素直に吸収していきます。この時期に適切な行動を教えることで、成犬になってからの問題行動を未然に防ぐことが期待できます。愛犬に他の犬や人を噛むことが遊びやコミュニケーションの手段ではないことを、早い段階で理解させることが大切です。

また、子犬のうちに噛むこと以外のコミュニケーション方法を学ぶことで、他の犬や人との適切な関わり方を身につけられます。大人になってから教えれば良いやという考えでは手遅れになるため、早めにしつけをしていきましょう。

飼い主さんは冷静に対処する


次に、飼い主さんは冷静な判断で対処してください。

つい感情的になって叱ってしまうと、ストレスを感じさせ、さらに噛む行動をエスカレートさせる恐れがあります。
一方、噛んだ行動を無視して関心を示さないか、噛む代わりの行動を教えることで、噛むのは間違っていると学ばせられます。
また、噛むのはいけないことだと一貫性を持った対応も意識してみてください。

家族間で対応を変えてしまうと、混乱してしまい、なかなか定着しません。噛み癖を直すために家族みんなで取り組んでいくことで、犬は徐々に噛むのはいけない行動であると学習してくれます。

口輪は応急処置の方法として用いる


口輪は、噛み癖がある犬を一時的に抑えるための応急処置として用いましょう。特に、他の犬や人に危害を加える可能性がある場合や、動物病院の診察時などに有効です。

とはいえ、口輪はあくまで一時的な対策であり、根本的な解決には繋がりません。噛み癖の改善に必要なのは、適切なしつけとトレーニングだということを忘れないようにしましょう。

また、口輪を使用する際には、装着時の快適さや呼吸にも配慮し、愛犬に合った適切なサイズを選ぶように注意してください。

犬の噛み癖を直すためにやってはいけないこと


早く噛み癖を直したいという飼い主さんは多いですが、噛み癖を直すためにやってはいけないことがいくつかあります。
ここでは、噛み癖に関するしつけでやってはいけない、3つのNG行動について紹介します。

体罰で叱ること


まず、体罰で叱ることです。この方法を取ってしまうと、愛犬に恐怖を与えてしまい、飼い主さんとの信頼関係を損ないかねません。

また、犬は叱られること自体を理解できず、噛む行動と叱られることの関連性を理解することが難しい場合があります。そのため、体罰などで叱ることは、噛み癖を改善するどころか、犬の問題行動をエスカレートさせる危険性があるので避けましょう。

噛まれた時にフードを取り上げること


噛まれた時にフードを取り上げることも避けるべきです。
例えば、「部屋の移動中に愛犬へ接近した」、「空になったボウルを回収しようと近づいた」、こうしたケースで噛みついてくるときがあります。

こうしたケースでフードを取り上げようとすると、愛犬から飼い主さんが食べ物を奪う敵だと認識される恐れがあります。罰として取り上げた結果、かえって逆効果になりかねません。フードを奪うのではなく、距離をとった上で少しずつ継ぎ足していき、敵ではないと認識してもらうことが大切です。

噛むおもちゃを引っ張り取ること


噛んでも良いおもちゃを愛犬が使っている時に、引っ張り取ることも避けましょう。
愛犬がおもちゃを使って楽しんでいる時に、取り上げられてしまうとストレスが増します。そうすると、噛む行動が増える危険性が高まります。

また、おもちゃを取り上げられることで、所有物を守るための防衛反応を示す可能性も考えられます。犬は咄嗟に噛んでしまった場合、力加減ができないため、大怪我に繋がりかねません。十分に注意しましょう。

犬の噛み癖は放置NG!しつけやトレーニングで直そう


犬の噛み癖は、飼い主さんはもちろん、他の犬や人に怪我をさせてしまう危険を伴います。噛み癖を改善するためには、適切なしつけとトレーニングが必要です。決して放置せず、なぜ噛むのか、その理由を理解して原因を解決してあげましょう。
また、噛み癖を直すには、適切なしつけの方法があります。噛んでしまった時に大きな声で叱らないなど、正しいステップを踏むことで改善が期待できます。噛み癖を早急に直すために、ポイントやしてはいけないことをしっかりと理解し、少しずつ改善していきましょう。

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