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生活・遊び犬の生態と習性

犬の生態と習性

犬ならではの習性とは?(その2 犬種別の習性と特徴)

こんなことが得意だワン!

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「どれを食べる?」「全部!」

人間は、作業をさせるために、目的に合った犬の個体を選別してブリーディング(品種改良)してきました。ペットとして飼われているワンちゃんは、その本来の仕事をする必要がない場合がほとんどですが、仕事に必要な能力は持っています。その能力を犬種別に見ていきましょう。

テリア/ダックスフンドなど<穴を掘る>

ダックスフンドは、地中のアナグマを狩るために改良されてきた犬種です。テリアやミニチュアシュナウザーは、地中にいるネズミやモグラなどを仕留めてきました。これらの犬種は穴を一生懸命に掘ります。家の中で絨毯、シーツ、クッションなどを一生懸命に掘るワンちゃんもいます。

ビーグル<遠吠え、匂いかぎ>

ビーグルはローマ時代からいた犬種で、猟の仕事をしていました。高い声を出して、仲間と連絡を取り合い、獲物を追い詰めていました。また、嗅覚が優れていて、獲物を追う際にこれも重宝された能力です。

レトリバー<何でも持ってくる>

ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーなどが、スリッパや靴下をくわえて持ってきて困るという飼い主さんは多いようです。ハンターが撃ち落とした獲物をくわえて持ち帰るのが仕事で、これはレトリバー種の習性です。

シェルティー/ラフコリー/ボーダーコリーなど<吠える>

シェルティーなどの牧羊犬は、広大な敷地の中で羊の群れを誘導し、まとめていました。群れから1頭でも離れたら、追いかけて群れに戻す仕事をしていました。今日では、自転車を追う、よく吠える、家族が離れるとまとめようとする、など、習性のなごりがあるようです。

コーギー<人間の足を噛む>

コーギーはイギリスで牧場の仕事を手伝うためにブリーディングされてきた犬種です。家畜(主に牛)の蹴りをかわして、群れを扱うために家畜のかかとやくるぶしに噛みつく性質の強いワンちゃんがブリーディングされてきました。そのなごりで、飼い主さんの足を噛むことがあるようです。

サルーキー/ウィペットなど<走っているものを追う>

サルーキーやウィペット、グレーハウンドなどは、その優れた視覚で、遠くにいる獲物をいち早く見つけ、俊足を生かして追いかける仕事をしていました。そのため、遠くで動くものに向かって一直線というワンちゃんもいるようです。

トイプードル

トイプードルは、水猟犬だったので泳ぎが得意です。運動能力そのものが高いので、体を動かすことが好きです。なので、できれば毎日散歩に出かけてあげましょう。適度な運動はストレスを防ぎ、家の中を荒らすなどの問題行動を防ぎます。

柴犬

柴犬は、鳥や小動物を追い立て飛び出させる役割を担っていたと考えられています。常に何かに興味を持ち、外を駆け回ることを好むという特徴は、狩猟犬時代から受け継がれている本能と思われます。

チワワ

チワワは家族を区別するので、侵入者に対して敏感に反応します。素早く動きが活発で、大きなものにも立ち向かって行く勇敢なところがあります。番犬として優秀ですが、怖がりならではの吠え癖もあります。

ポメラニアン

ポメラニアンは、見た目とは裏腹に勇敢な気質を持っていて、外的刺激に対して吠えやすい傾向があります。見知らぬ人を警戒するので、番犬としてピッタリの性格を持っています。

フレンチブルドッグ

フレンチ・ブルドッグは、地面に体をこすりつけ、さらにお腹を上にしてくねくねとする体の動きが他犬種に比べて激しいように見えます。理由は諸説ありますが、首と背中の皮脂腺から出るにおいをこすりつけているようです。

文:山口登(エム・プラス)

イラスト:影山直美

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