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猫がゴロゴロと鳴くのはなぜ?3つの理由と、注意すべき場合を解説!

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猫ちゃんがゴロゴロと喉を鳴らしながらのんびりしている姿は、たまらなく愛おしいものです。リラックスしている時に喉を鳴らすのはよく知られていますが、実はそれだけではないことをご存じでしょうか。詳しく解説していきます。

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(目次)

猫ちゃんはなぜ喉をゴロゴロ鳴らすのか
理由1:幸せを感じている
理由2:何かを要求したい
理由3:ストレスや痛みを抱えている
ゴロゴロ音は飼い主さんの癒しにも
野生のネコ科もゴロゴロ鳴らす?
まとめ

猫ちゃんはなぜ喉をゴロゴロ鳴らすのか

猫ちゃんのゴロゴロ音が鳴る仕組みは、はっきりとは分かっていません。特別な声帯がある、血流の音が横隔膜で増幅されている、喉の振動により引き起こされる等、様々な説があります。
謎の多いゴロゴロ音ですが、お母さん猫や飼い主さんとのコミュニケーションのために鳴らすと考えられています。生後1週間ごろからゴロゴロと鳴らせるようになり、お母さん猫に「ここにいるよ!」と伝えてお乳をもらうのです。またお母さん猫も赤ちゃんのゴロゴロ音を聞くことで、お乳が出やすくなると言われています。
大人になっても猫ちゃんはゴロゴロと喉を鳴らしますが、その理由は大きく3つあげられます。

理由1:幸せを感じている

愛猫がのんびりくつろいでいる時や、なでられている時にゴロゴロ鳴らしているのは、機嫌が良い証拠。少しこもった、低音楽器のような中低音です。この場合、おもちゃで一緒に遊んであげたり、また愛猫が好きな部分を優しくなでてあげたりすると、さらに喜んでくれるはずです。

理由2:何かを要求したい

リラックスしている時のゴロゴロよりも、少し高い音でゴロゴロ喉を鳴らしていたら、飼い主さんに何かして欲しい気持ちを表しています。例えば、いつもごはんを食べる場所でゴロゴロ音を出していたら「おなかが空いた!」、トイレの前なら「トイレを掃除して!」と訴えています。なるべく要求を叶えて喜ばせてあげましょう。

理由3:ストレスや痛みを抱えている

気分が優れない時やストレスを感じている時、不安や苦痛がある時には、中低音よりも低めの音でゴロゴロと喉を鳴らすことがあります。病院の診察台の上で、愛猫の喉の音を聞いたことがある飼い主さんも多いでしょう。猫ちゃんは、自分のゴロゴロ音で気分を落ち着かせることができると言われています。実際に、骨折した猫ちゃんの痛みの軽減にも関与しているという研究結果もあります。ゴロゴロ音には個体差があるので一括りにはできませんが、低い喉の音とともに苦しそうに見えたり食欲がなかったりといった異変があれば、医師に相談することをおすすめします。

ゴロゴロ音は飼い主さんの癒しにも

愛猫のゴロゴロ音に和まされている飼い主さんも多いでしょう。人を癒す効果は、科学的にも証明されています。疲れやストレスを感じた身体を元の元気な状態に戻すには副交感神経の働きが必須ですが、猫ちゃんの低い周波数のゴロゴロ音には副交感神経を優位にする作用があるのです。
また、脳内で働く神経伝達物質で、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンを分泌させる働きもあると言われています。

野生のネコ科もゴロゴロ鳴らす?

ライオンやトラなどの大型のネコ科は、さぞかし大きなゴロゴロ音を鳴らすのでは…と想像しがちですが、これらは喉を鳴らせません。ネコ科は「喉を鳴らすことができる」「吠えることができる」のどちらかに分かれ、両方はできないそうです。これは喉頭の構造のためと考えられています。ちなみにライオンやトラの他で喉鳴らしができないのは、ジャガー、ヒョウなど。猫ちゃん以外で喉鳴らしができるのは、チーター、ピューマ、サーバルキャットなどがいます。
猫ちゃんでもゴロゴロ音を出さない子がいますが、異常でも飼い主さんと距離を取っているわけでもありません。独立心が旺盛な猫ちゃんと言えるかもしれませんが、理由はよくわかっていないようです。中には突然ゴロゴロと鳴らさなくなる猫ちゃんもいます。鳴き声に個性があるように、ゴロゴロ音の高さや大きさ、喉を鳴らす・鳴らさないなど、猫ちゃんそれぞれの魅力があると言えるでしょう。

まとめ

愛猫がゴロゴロと喉を鳴らす様子は可愛いらしく、ずっと見ていたいものです。ゴロゴロ音には「幸せホルモン」を分泌させる働きがあると知らなくても、幸せを実感していた飼い主さんも多いのではないでしょうか。でも、ゴロゴロ音にはSOSの気持ちが込められている場合もあります。もし愛猫が低い音を鳴らし続けていたら、体調に異変がないか注意してあげてください。

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